イリア所属のデザイナー進藤篤による社外活動、「OVER DUST for DESIGNART TOKYO 2023」が 「銅賞」および「サステナブル空間賞」の2つの賞を受賞致しました。
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2024. 12. 26
イリア所属のデザイナー進藤篤による社外活動として、2023年10月20日(金)より開催された日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2023」内にて、発表したインスタレーションプロジェクト「OVER DUST for DESIGNART TOKYO 2023」が日本空間デザイン賞2024 エキシビション・プロモーション部門にて、「銅賞」および「サステナブル空間賞」の2つの賞を受賞致しました。
破られたバリアが光の粒になる
「DESIGNART TOKYO 2023」内、「DESIGNART GALLERY」のインスタレーションプロジェクト。コロナ禍において大量に消費され、行き場をなくした「アクリルパーティション」を活用し、什器・インスタレーションへと再構築する。本企画では、様々な企業から収集・清掃後、アクリルパーティションが3つの段階に姿を変え、空間を構成している。1つ目は、同サイズのアクリルパーティションを加工せず〈積層〉させた「什器の台座」。2つ目は、アクリルパーティションに〈レーザーカット加工〉を施して3種類のパーツを組み立てることで生まれる「インスタレーション」。そして3つ目は、粉砕したアクリルパーティションを〈アップサイクル〉し、全く異なるテクスチャーの「什器の天板」へと変化(へんげ)した。
約3年にわたるコロナ禍において、私たちの生活に根を下ろし大量消費された「アクリルパーティション」という資材が、マテリアルとして空間の中で多様に変容し、光を解き放つ。また、今回使用されたアクリルパーティションは、イベント会期終了後も継続的に展開されます。