私はインテリア総合系として現在、半日は現場で工事管理、半日は設計を行っています。どちらもオフィスプロジェクトを扱っており、別の案件ですが設計と施工の両方の視点で考える勉強の日々です。

工事管理では一つの空間が出来るまでに必要な準備や工程を遵守すること、安全に徹底して現場作業を管理しています。

設計ではお客様の要望や言葉を素直に汲み取りデザインすること、お客様に合った働き方や家具の提案を行っています。

初めは２つがバラバラなように思えていましたが、両方を知ったうえで考えることがクオリティの高い空間を作ることに繋がるのだと考えています。様々な立場で経験が積める部分はインテリア総合系の面白さであり、また自分の強みを見つけていかなければならない難しさもあると思っています。

大学では建築デザインを専攻し、ランドスケープから建築、インテリアまで幅広く触れてきました。その中で店舗やホテルの設計や子供向けの家具を製作したことがきっかけで、空間デザインに魅力を感じていました。

イリアではオフィスやホテルなど、設計・施工・FFE全体を通してデザイン性の高い案件を扱っており、デザインという大きな枠の中で色んなことに挑戦できる環境だと思いました。また実際に先輩社員の一人ひとりが自立して働く姿を見て、自分もここで技術力を身に着けたいと感じ入社を決めました。

私が所属するインテリア総合系は、設計・施工・FFEまで全てを一気通貫で行い、プロジェクトを管理することが求められています。しかし私自身この職種がどう進んでいくのか、私にできるやり方は何なのか、一気に全役割を完璧にすることは難しく模索が続くと思います。

それでも様々なチャンスが得られるこの環境で存分に経験を積むこと、多方面に関心を寄せること、何事も自分で見て考えるようになりたいと考えています。